私は社会に出てから気づいた自分の特長として「空気が読めない」ということがあります。
そのため「言いたいことを忖度なく言う」というところがあり、集団行動やグループで仲良く何かをするということが苦手です。
学生時代からどうしても人間性がはみ出てしまうのです。
ただ、その性格から学生時代はグループのリーダー的な立場になったり、社会に出るとディレクター的な立場になることがよくありました。
「空気を読めない奴」と相手を怒らせ、悩んだこともあります。
そこで発見したことは私は「状況を読む」タイプの人間だったということです。
状況を読むタイプは芸術家の性格に合う
社会に出ると「空気を読める」スキルが求められます。
相手の顔色や立場を伺いながら、自分が言うことを忖度して世の中を渡り歩くほうが出世するわけです。
ここでそれぞれの特長を考えてみよう。
●空気を読むタイプの特長
・ミクロな視点と思考でそのとき求められる無難な正解を見つけて行動
・誰とでも仲良く無難に立ち回ることができる
・争いが起きないように注意している
・おだてたり、相手を持ち上げることが上手いので出世する
・つねに人に必要以上に気を使うのでストレスがたまりやすい
・保守的な性格から、常に安定を好む
●状況を読むタイプの特長
・マクロな視点と思考で最初は大まかにラフにその場の状況を見ながら正解を見つけて行動
・本物志向、行動派
・本気で信じられる人しか相手にしないから、友達が少ない。出世が難しい。
・誰とでも本音で話をするので争いが生じやすい
・奇人変人に見られる
・行動しながら検証するから経験値が高くなる
・行動的な性格から、リーダー的な立場につくことが多い
・自分を騙せない、正直者
こうして特長を並べてみると、クリエイティブ系、芸術家は状況を読むタイプの人が向いているなとわかります。
この性格があることを知ってから、私は気分的に楽になったことと、自分の人生や生き方を否定的に見ることは無くなりました。
今は空気を読めないタイプの人間であることを、誇りにしています。