戸隠神社・宝光社~獣の姿の神々が守護する社殿~

戸隠神社・宝光社~獣の姿の神々が守護する社殿~

戸隠神社の五社巡り最初の神社は「宝光社」です。
私が抱く戸隠のイメージにかなり近い神社で、気分がワクワクしてきました。
どこまでもまっすぐ高く伸びる杉の巨木。
社叢の濃い緑・・・森の空気も濃厚です。

宝光社が現在地へ鎮座したのは康平元年(1058年)、天暦3年(949年)に阿智祝部一族の徳武氏が奥社の相殿として創建されたものです。

目次

生きているような社殿の彫刻に強い生命力を感じた

宝光社の鳥居
宝光社の立派な鳥居・・・とても迫力があります。

御祭神は「天表春命(あめのうわはるのみこと)」で中社祭神の御子神様で、開拓・学問技芸・裁縫の神、安産の神、女性や子供の守り神として御神徳があると言われています。

杉の古木が立ち並ぶ鬱蒼とした社叢の中、270余段の石段を登ると神仏習合時代の面影を残す荘厳な社殿が現れます。
境内の雰囲気が私の好みだったせいか、ゆっくり味わうように歩きました。

石段を登っていくにつれて見えてくる宝光社の社殿
石段を登っていくにつれて見えてくる宝光社の社殿

そして、思わず「おぉ~」っと唸るぐらい趣のある社殿に感動します。色あせた建材の色も素敵です。

宝光社の社殿は五社の中で最も古い神社で、文久元年(1861年)に創建されました。神仏習合時代の面影を残す寺院建築の様式を取り入れた権現造りとなっています。

社殿内部の古びた木材は歴史を感じる。

社殿に施された宮彫師北村喜代松の彫刻も見事なものです。龍・鳳凰・麒麟・唐獅子牡丹・象の木鼻・十二支など、様々な神々が守っているような感じがします。
これらの彫刻に登場する生き物にも意味があるのだと思いますが、神話が綴られているような感じです。

宝光社の木彫。獅子。
宝光社の木彫。龍。
宝光社の木彫。

社殿に向かって右手には神輿庫があり、新旧二基の神輿(しんよ)が保管されています。
右の御神輿は文化元年(1804年)に江戸神田の法橋(僧侶に与えられた位階)善慶の指揮の下、奥社、九頭龍社、中社、宝光社に配すべく製作された四基の内、唯一現存する一基です。

社殿を後にして帰りは女坂を下ります。しかし傾斜はゆるいものの、地面のコンクリートが苔でとても滑りやすくて、こりゃある意味男坂よりもキツいです。

丁寧にお参りしたあと、神社に併設された無人の販売所を見ると、初めて見るような大きな胡瓜がありました。
3本100円だったので購入、ついでにミニトマトも。

戸隠神社 宝光社(ほうこうしゃ)

所在地/長野県長野市戸隠3690
祭神/天表春命(あめのうわはるのみこと)

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