HASEO氏というカメラマンがいる。私はHASEO氏の作品が持つ強烈なインパクトと、世界観に魅了されたにファンの一人です。
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圧倒的な生命力を感じる作品が凄すぎて
2021年3月に大阪の梅田にある阪急百貨店で個展が開催されていたので観に行きました。
会場に踏み込むと、これはCGでなければ表現できないので はないかと思うぐらい完成度の高い作品に圧倒されてしまう。
しかし、HASEO氏は今命が一番輝いている瞬間を撮りたいからとCGや造花は使わない。
だから写真からは強い生命力を感じ、命を謳歌する魂の輝きが見えます。
命をかけた緊張感が伝わってきます。
作品に添えられた物語に胸が熱くなる
作品のテーマの背景にあるストーリーにも、たいへん感動しました。
美しい今のありのままの裸体を写真に残すことが、その女性が生きる源になるという。
また、出会ったモデルとまた明日会えるなんて保証はなく、この世からいなくなっているかもしれないとも。
だからシャッターを押す一瞬の演出に最大限の力を注ぐ。
その真剣で全力の作品作りの姿勢に、私は自分自身を叱咤した。
作品に対する取り組みや考え方、姿勢そのものを恥じました。
観終わった時、自分の作品制作に対する考えが変わった
そして私は目覚めたのです。
私は作品を作らなければいけない。
今作らなければ、明日は作れなくなるかもしれない。
今作るものが今生の最後の作品にするつもりで挑もう。
商業ベースにのせることは二の次でいい。
第一に魂の救済。
自分という存在に迷い、見失い、絶望しているひとの一筋の光になる作品を生み出そう。
それが秀多の生き方だと言えるように、私は頑張る!