上宮天満宮(大阪府高槻市)竹造りの本殿と猫の神社

上宮天満宮(大阪府高槻市)竹造りの本殿と猫の神社

JR高槻駅から北に少し歩くと本殿に続く長い階段が現れます。
参道や境内に植えられた梅の木には、丸い梅の実がたくさん成っていました。取る人がいるのか、あちこちに盗らないようにと注意書きがしてあります。

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とても明るく開けた神社で、道真の怨念は遥か彼方

上宮天満宮は菅原道真を祀っていますが、九州の太宰府に次いで2番目に古い歴史を持ちます。
縁起では993年に道真の霊を鎮めるために太宰府に赴いていた天皇の勅使が、帰りにここで牛車が動かなくなるという異変に合いました。勅使はこの地が菅原氏の祖先とされる野見宿禰ゆかりの土地であることを知って、ここに道真を祀ったそうです。

そこまで古さは感じない境内は、とても広くて明るい。本殿も新しい。なぜならば数年前に火災があり本殿が焼失したからです。
上宮天満宮は高槻の繁華街近くにあることと、夜間は無人になることから、不審者による火の始末が原因だったとか。
今も夜間は無人になりますが、物々しい監視カメラなどでセキュリティをうたう案内板で警告をしています。

本殿の前に立つと、なぜか気持ちがシャキッとする感じがします。それはこの本殿が境内の周囲にある竹を利用して建てられているからかもしれない。

それからセキュリティの観点からなのか境内の周りの森には入ることができません。遊歩道もあっていい感じなのにとても残念な気持ちです。いつか開放してくれることを願っています。

上宮天満宮(大阪府高槻市)
立派な拝殿がありました
上宮天満宮(大阪府高槻市)
上宮天満宮(大阪府高槻市)
本殿に到着しました。ここで参拝をします。
上宮天満宮(大阪府高槻市)

神様になった猫

本殿の裏にまわると四社神社(日吉社、金毘羅社、稲荷社、荒神社)があり、さらに最近人気の猫が守護神の守護天神があります。
数年前に神社に住み着いていた猫が亡くなって、哀れに思った神主さんが、猫神として祀って小さい社を建てました。

上宮天満宮(大阪府高槻市)の猫神様
上宮天満宮(大阪府高槻市)の猫神様
上宮天満宮(大阪府高槻市)
上宮天満宮(大阪府高槻市)

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