片山神社・鈴鹿権現(三重県亀山市)~異様な空気が漂う廃墟感~

片山神社・鈴鹿権現(三重県亀山市)

鈴鹿峠を走る国道1号線から少し横道にそれたところに片山神社がありました。
神社の前に小さな広場があったので、そこにバイクを停めたのですが、なんだか周囲の空気に違和感を感じます。なぜだろう?
崩れた井戸のようなものがあるし、地面はジトジトと湿っています。
なんだか嫌な感じがしました。
昔はここに鈴鹿御所が建っていたらしいのだが、その面影は全くない。

目次

巨大な磐座?御神体か?

片山神社・鈴鹿権現

道を挟んで大きく立派な鳥居があります。
上の方まで急な階段が続きます。
最初に見た時は、まるで城があったかのような頑強で立派な石垣に驚きました。

片山神社・鈴鹿権現 石段

階段の上までやってきて、広い場所に出ましたが、本来ある社殿らしきものがない。
あるのは比較的新しそうな愛宕舎と言う小さな社と今にも崩れてしまいそうな稲荷社です。

稲荷社のすぐ横には、御神体かと思われる大きな岩盤がそそり立っています。

薄暗いし、異様なエネルギーを感じるし、この得体のしれない怖さは何なのだろうか?
ここは本来の東海道の道の側にあるので、昔は結構賑わったはずなのです。
それなのに、何?!

巨大な岩盤が現れた。なんだろうか、とても威圧感がある。

後日調べてみると、片山神社のある土地は伊勢神宮へと向かう斎王が逗留して禊を行った鈴鹿禊の地で、後に巫覡の徒が祓えを行う神聖な地ともなった由緒ある場所でした。

古くは「鈴鹿明神」「鈴鹿権現」などともよばれ、延喜式内社として古代から信仰を集めてきて、西国の諸大名からも多額の寄進を受けて立派な社殿や拝殿、鈴鹿御所が建ち、東海道を行き来する多くの人々の信仰を集めてたいそう賑わったとか。

しかし、1999年(平成11年)に放火による火災により本殿が焼失し、周辺地域の過疎化等の事情により現在も再建の目途はたっていないという。

ここには愛宕社と書かれた小さな社があり、愛宕の神と言えば火伏の神です。その力も及ばなかったということでしょうか。

でもここは何度も火災に遭っているといいます。

元は鈴鹿峠の東側に位置する三子山(鈴鹿嶽、武名嶽、高幡嶽)を神体山として中央の峰に瀬織津姫、左右の峰にそれぞれ伊吹戸主と速佐須良姫の3神が祭祀されていたが、火災により鈴鹿頓宮古宮へと遷された。その後もたびたびの火災に奉遷を繰り返すと倭姫命を祀る鈴鹿社と4神合わせて1社となり、坂上田村麻呂以下5柱を追加して祀る。永仁2年(1294年)に現在の多津加美坂の地へと遷座され、鈴鹿姫を祀る神社として坂下宿の氏神となった。明治40年(1907年)に鈴鹿峠の鏡岩付近の田村神社が合祀されて現在の形となる。

●片山神社の概要

所在地/三重県亀山市関町坂下624
祭神/
倭比賣命(ヤマトヒメノミコト)
瀬織津比賣命(セオリツヒメノミコト)
氣吹戸主神(イブキドヌシノカミ)

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