切り絵が語る物語を重視して制作すること

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絵とは劇舞台と同じ空間芸術でもある

この人物の年齢は90歳。しかし幼い姿をしています。なぜ幼い姿のままなのか?
それはこれからこの作品が完成に向かうにつれて、この人物を語る物語が明らかになってくるでしょう。

私は絵を描くときに必ず絵に込める物語を重視して考えます。主役や脇役、物語の舞台などを想定し、さらに完成した絵を観覧する人物が抱く感情も想像しながら構想を練り上げていきます。
そうすることによって、一枚の絵の中に劇場の舞台のような空間が生まれて、観る人によって様々な物語を語ってくれるようになります。
私は絵とはそういうものだと思っています。

切り絵の制作

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