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深く濃い緑の森に山神の姿を観る
鳥居には大宮神社と書かれているのに、その横にある石の社号標には日吉神社と書かれています。ある説では、戦時中に日吉神社と改名すると陸軍からお金が頂けたそうです。
他から正式な名称は大宮神社です。
ここは三国岳の麓にある針畑地区の氏神様です。
境内は広く、高い木に囲まれ、本殿のすぐ裏は山がそびえます。
手水舎で清めたあと、その横にある小さな池にはイモリが沢山いました。池にかかる木の枝にはモリアオガエルの大きな卵胞があり、どうやら卵がかえってオタマジャクシが落ちてくるのを待っているようです。
奥の社殿は全て木製で、参道には自然石を上手く組み合わせて敷き詰められていました。
まわりの濃い自然のせいか、とても強いパワーを感じるところです。
拝殿から本殿をのぞく 神が宿る本殿
小さいながらも立派な建築物
●大宮神社の概要
住所/〒520-1645 滋賀県高島市今津町椋川708
御祭神/大山咋神
御神紋/二葉葵
御由緒/
嘉祥2年(1107年)創建の長宝寺の鎮守社として山王権現を祀ったことに始まります。後に長宝寺は廃絶、大宮神社は土豪高島氏の崇敬を受けて存続したが、高島氏が明智光秀らの軍により滅ぼされると荒廃しました。
江戸時代に入り、大溝藩主分部氏の保護を受け、社頭が整備されました。
明治2年(1869年)現在の社号に改められ、同9年に村社列格、大正6年(1917年)に郷社に昇格し、同8年には神饌幣帛料供進社の指定を受けました。
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